女性の腰痛

腰の痛みでつらい女性

腰痛の女性患者さんがとても多いです

当院は女性専門院ではありませんが、女性患者さんの比率が断然多いです。

その中でも腰痛を訴える方が非常に多く、女性の疾患の定番と化している感じです。

そこで今回は「女性の腰痛」について考えてみたいと思います。

 

昨今、女性の社会進出は当たり前の世の中、性別の隔てなく日々労働に勤しんでおられます。
しかし、にも関わらず家事や育児の負担は平等になっていないような気がします。

当院には、そうした無理を重ねてこられた腰痛の女性が多く来院されます。

いわゆる「腰痛持ち」は男性より女性の方が多いようです。どうしてなんでしょうか。

 

女性が腰痛になりやすい理由

それは、女性の身体が妊娠出産に適応するようになっていることと大きく関係しています。

妊婦

女性特有の身体の特徴を挙げると、

1.定期的に月経(生理)がある、またはあった。

ホルモンの作用により周期的に骨盤がゆるみます。または、これを繰り返してきた経緯があります。

2.骨盤の形は胎児が成育するのに都合がいい横広型である。

骨盤がワイドな分、外から歪ませられる力を受ける可能性・危険性が大きくなります。

3.産道を確保するため、骨盤が拡がるように骨盤内の関節(仙腸関節といいます)の接合面が小さい。

女性は男性に比べて身体の造り自体が強固でないため、どうしても歪みやすいという構造上の弱点があります。

 

女性の腰痛は仕方ないと思っていませんか?

このように、女性に腰痛は付きものみたいな感じですが、決して腰痛はあって当たり前ではありません。
諦めてはいけません、というか諦めなくていいんです。

腰の症状は「正常⇒違和感・だるい・重い⇒痛い⇒しびれる⇒麻痺」の順に進行していきます。
これは、骨盤や背骨などの歪みの進行状況と深く関わっています。

つまり、骨格の歪みがなければ腰痛はないわけです。

対策としては、骨盤や背骨が歪んだ原因を調べ、安全かつ効果的な方法で骨格をあるべき健康な状態に戻してあげれば良いのです。